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ユーロはどう動くのか?

2012-08-21
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ユーロは3本足の椅子に腰掛けているが、その3本の足すべてがいつ折れてもおかしくない危うい状況にある。(ダウ・ジョーンズ)

ギリシャ政府がふたたび財政縮小計画の期限延長を求める中、財政状況は予想よりもさらに急激に悪化。

スペイン政府は、金融支援の正式要請を遅らせることにより、新たな煩わしい緊縮措置を回避できるだろうと期待しつつ、欧州中央銀行(ECB)との行き詰まり状態を続けている。

そして、ECBはユーロ圏重債務国の資金調達コストを抑えるために、国債買入を利用することを提案している。

ECBの提案に対してドイツのメルケル首相は原則的に支持を表明しているが、実際にその案を実施するには、実質的かつ政治的な困難を伴うと思われる。

ドイツの週刊誌シュピーゲルが週末に伝えたところによると、国債利回りが一定水準を超えて上昇しないようにする国債買入を、ECBは基本的に約束するもようだ。

どのような利回り水準を選び、どの程度の規模でECBが債券買入を行うかは不明だ。この案の適法性に関して言うならば、ECBは国債買入を通じてマネタイズ(国家債務の肩代わり)を行わないことが義務づけられている。

中央銀行が紙幣を増発し始めることを容認して、ドイツ自身の通貨的立場を弱めることになる計画をメルケル首相が実際に支持するかどうかは、まだ不明。

重債務国の資金調達コストを低下させ負担を軽減させるECBの計画に対するメルケル首相の最終的な判断は、市場が現在予想しているよりも、ユーロを下支えする力がかなり弱まる可能性がある。

一方、ギリシャは、今後2年間の資金不足が予想されていた115億ユーロからさらに拡大し140億ユーロになると伝えられ、ユーロが生き残るうえでのもう一つの大きな懸念材料として復活した。

この結果、金融支援措置で定められた財政健全化の目標達成期限を2年延長するよう求めることになるだろう。

ギリシャのサマラス首相は今週、メルケル首相とベルリンで会談し、救済条件の延長を求める可能性が高い。

ここでもまた、命運はメルケル首相の手に握られることになるだろう。

ドイツのショイブレ財務相は週末に、ギリシャ支援は「底なし穴にカネを投げ込むようなもの」だと厳しい姿勢を示しており、サマラス首相の要請はかなり冷たい反応を受ける可能性が高い。

そして、スペインは、ユーロが腰掛けている椅子のなかで、おそらく一番重要な脚だ。

この脚が折れてしまうと、ユーロ圏の単一通貨は暴落する可能性が極めて高くなるだろう。

資金調達コストが上昇することを懸念して、スペインは金融支援を求めざるを得なくなるとの見方が、ECBが国債買入を計画する主な要因だった。

ところがスペイン政府は、債券市場に介入してECBに救済の手を差しのべて欲しいと同時に、緊縮措置をさらに強化することも何とか避けたいと考えている。

いまのところ、スペイン国債の利回りはやや居心地の良い持続可能な水準に持ち直しており、当面の資金調達需要も満たされているので、ラホイ首相は静かにしている。

バンク・オブ・ニューヨーク・メロンのシニア通貨ストラテジスト、サイモン・デリック氏は、スペイン政府の立場を、「要するにスペイン政府は、ECBが国内市場での無制限な債券買入に取り組み、欧州金融安定基金(EFSF)そして欧州安定メカニズム(ESM)が何らかの追加的改革で(スペイン経済を)損なうことのない救済を提供することを、望んでいるように思われる」と評した。

しかし、スペイン国債が一部償還期限を迎えて新たな資金調達需要が生じる10月には、すべてが変わる可能性がある。

そのときラホイ首相には、しおらしくECBに助けを求め、救済を受ける意外にほぼ選択肢はないかもしれない。
 

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